2023.09.29
インフォメーション
腸内環境
全ての病は腸からはじまる・・・これは、医学の父と呼ばれるヒポクラテスの言葉です。
腸内環境が悪いと、病気のもとになります。
腸は免疫臓器としても知られていますが、排泄、すなわち解毒の臓器としても大きな役割を果たしています。
腸内細菌は、栄養素からビタミン類やGABAなどの生理活性物質を合成し、人体に提供しています。体内で使われる4割ほどのビタミンは、腸内細菌由来と言われています。
そのためにも、腸内細菌叢を適切に整えることが、病気予防になります。
腸内環境がいいと、肥満予防、美肌、快眠、自己免疫疾患予防、免疫力アップになります。
腸内環境を整えるには、納豆、味噌などの発酵食品や善玉菌サプリメント、モズク、コンニャクなどの食物線維、抗カンジダ効果があるタイム、セージ、オレガノ、バジルなどのハーブの摂取をお勧めします。
アーモンドミルクで作ったヨーグルトやケフィアもお勧めです。甘味料は、精製白糖よりフラクトオリゴ糖を使用することです。
食物線維のサプリメントとしては、αシクロデキストリンや難消化デキストリンをお勧めします。
IgGタイプのフードアレルギー検査を実施して、反応が出た食物を避けることです。
調理油は、オリーブ油、ココナッツオイル、あるいはグラスフェッドギーがお勧めです。
ぜひ、病気予防の第一歩である腸内環境の整備を実践して下さい。