2023.08.18
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トマトのすすめ
トマトは数ある食事の中でもその抗酸化作用の強さから一番のお勧めです。
今回は、そのトマトの良さについて解説します。
トマトの一番の有効成分は、リコピンです。
リコピンはニンニクや玉ねぎと相性がよく、一緒に調理すると吸収がよくなります。さらに熱や油で吸収率が高まります。午前中に吸収がいいことが知られています。乾燥トマトはより多くのリコピンやビタミンCが含まれます。
リコピンは、活性酸素を消去し、慢性炎症を抑えるのに有用です。
トマトにはその他GABAが含まれておりその補充にもなります。
長期のGABA投与では、膵臓のβ細胞を保護する作用があり、糖尿病治療の補助になります。
さらにGABAは高血圧にも有用なので、生活習慣病予防に使えます。
ビタミンCとリコピンの摂取は、喫煙者に多い慢性閉塞性肺疾患による死亡率を低下させることが報告されています。
お勧め料理は、トマトスープ、トマトパウダーから作る自家製ケチャップ、ハンバーグのトマト煮、トマト卵焼きなどです。
まとめ・・・①トマトは抗酸化力が強く生活習慣病予防に最適、②ニンニク、玉ねぎと加熱調理するのがお勧め、③乾燥トマトを使用するとより多くのリコピンが摂取できる、④1日1つはトマト料理、⑤午前中の摂取がお勧め。