生活習慣病は、代謝不全病・・・ビタミンやミネラルの摂取を
生活習慣病とは、糖尿病、高血圧、肥満症、脂質異常症、動脈硬化、骨粗しょう症、癌など生活習慣が悪いと発症する疾患です。
どのように生活習慣が悪いと発症するでしょうか?
1980年代の研究で、癌の発症要因の1位は食べ物、2位はたばこという結果が発表されました。
食べ物のセレクトが悪いと癌を発症するというものです。衝撃的でもあり、やっぱり、あるいは当たり前とも言える結果です。「病は口から入ってくる」中国のことわざを思い出します。
生活習慣病は、食生活や偏食、たばこやアルコールなどの嗜好品、睡眠や運動、入浴などのライフスタイル、職業、大気汚染、土壌汚染、物理刺激などが関係して発症します。地中海ダイエット食は、生活習慣病の予防効果があることが知られています。日本食も世界的に有名な健康食として知られています。
生活習慣病の要因について、数え上げれば切りがありません。いい生活をしているとしても、大気汚染物質、土壌汚染物質、水質汚染物質、食品添加物は知らない間に体内に新入しています。
特にマイクロプラスチックは、すでに人の肺や血液に入り込んでいるとする結果報告が出ています。プラスチック製品を容器にすると侵入する量が増えます。マイクロプラスチックも代謝を乱す物質です。
生活習慣病は、細胞の正常な代謝ができないため、肥満体では内臓や皮下には脂肪が蓄積し、動脈硬化では血管にコレステロール、アルツハイマーの脳ではアミロイドβ蛋白、糖尿病では血液に糖、糖尿病など各種疾患の小胞体には異常蛋白が蓄積します。
これも、代謝異常による結果です。
代謝が正常に稼働するには、①体内にマイクロプラスチックや有害金属などの異物がないこと、②ビタミンやミネラルが十分にあること、③フィトケミカルなどの抗酸化物が豊富にあること、④ニンニクや納豆などを食べて血流が確保されていること、⑤適度に運動していることなどがあげられます
それでも一番大切なのは、食です。食のセレクト、量、糖質・脂質・蛋白質のバランス、食べるタイミング、食べる時間対、食べ物の組み合わせも重要です。食のタイミングや組み合わせについては、今度記事にします。
生活習慣病の一面、いや根本として、代謝異常があげられるので、それを記事にしました。