2021.04.30
インフォメーション
加齢臭を防ぎましょう
- はじめに
今回は、加齢に伴い発生率が高くなる加齢臭について語ります。
加齢臭は体が酸化することで発生するので加齢臭があるということは、体がさびていることを意味すると同時に、脳梗塞、心筋金梗塞など何らかの病気の予兆にもなります。 - 加齢臭とは
加齢臭とは加齢に伴う体臭で、その要因となる物質はノネナールです。
ノネナール皮脂が酸化してできる物質です。
首の後ろ、耳の後ろ、頭部、胸、背中で発生しやすい場所となります。
40代以降に発生しやすくなります。
まくらが臭くなってきたら要注意です。 - 加齢臭の発生要因
- 皮脂は加齢臭の原料
皮脂が多い人は、加齢臭の原料が多いことになり、加齢臭をより強く発生させます。皮脂は皮膚の保護に必要です。皮脂は皮膚に潤いを与えて、刺激から守り、肌を弱酸性にして雑菌の繁殖を抑える作用があります。
肌が乾燥すると皮脂が多くなります。
過剰になると顔のテカリとなり、見た目にも気になるものとなります。
洗顔用の洗浄料以外のもで顔を洗う場合や洗顔回数が多くなると顔面の皮脂が過剰に除去され、皮膚か乾燥しこれにより皮脂が多くなります。
皮膚をゴシゴシ洗う場合にも皮膚の乾燥をもたらします。
肌を洗う際には、柔らかく滑らすように洗うことが必要です。皮膚に優しい洗い方は、よく泡立ててその泡を滑らすように洗浄して下さい。泡立てネットを活用するといいでしょう。
顔は特に皮脂が発生しやすいので、男性においても洗顔後は化粧水を活用することもお勧めします。
中性脂肪が高い場合、皮脂が多くなります。
食生活が原因で中性脂肪が高くなるので、肉の脂、バター、ファーストフード、菓子類は中性脂肪を高くするので、避ける必要があります。
逆に中性脂肪を抑える食品があります。野菜に含まれる食物線維やウーロン茶に含まれるポリフェノールがその食品に該当します。
中性脂肪が高いと肝機能を低下させる場合や、肥満、ニキビの要因となります。
運動をすることも中性脂肪対策になります。 - 皮脂の酸化で加齢臭が発生
体が酸化すると皮脂も酸化します。
体内酸化をもたらすのは、ストレス、ビタミンやミネラルの不足、食品添加物、紫外線、殺虫剤や農薬などの有害物、過剰な糖質、喫煙、睡眠不足、肥満、不規則な生活、暴飲暴食、深酒などです。
加齢臭を発生させないためにも生活習慣を見直す必要があります。
特に口に入れるもの、食事、タバコ、アルコールと睡眠を管理して下さい。
- 皮脂は加齢臭の原料
- 抗酸化生活の8ヶ条
抗酸化生活をすることも加齢臭対策になります。以下の8ヶ条をお勧めします。- 7から8時間の睡眠をとる
短い睡眠時間も長すぎる睡眠時間も死亡率を高めることが知られています。
ちょうどいい睡眠時間が7から8時間です。
毎日定時に寝て、定時に起きて下さい。
良質な睡眠をとるためには、寝る30分前に部屋を暗くする、ぬるめのお湯に入る、携帯やコンピューターなどのブルーライトを避ける、カフェインを寝る前に服用しないなどの対策が必要です。
睡眠をもたらすGABAを含む、玄米、トマト、ジャガイモ、カボチャ、パパイヤ、パッションフルーツの摂取はお勧めです。 - プラス思考
ストレスになるので、あまりくよくよ考えないことです。 - 禁煙
タバコは隔日に寿命や病気に関係しますし、皮脂の酸化をもたらし、加齢臭の要因になります。 - 腹八分
食事では消化吸収を行うため、体内で活性酸素が発生するので、過量に摂取するとより多くの活性酸素が発生します。 - 運動
1日20分から30分程度のウォーキングなどの軽い運動を実施して下さい。仕事で歩いている方は、万歩計をつけて6000歩以上を目指して下さい。 - ミネラルウォーターを飲む
飲水は血流をよくします。特にミネラルが入った水は、ミネラル補充にもなり、抗酸化の一助になります。お茶でもよろしいです。 - 野菜や果物を摂取する
野菜や果物はジュースよりも、そのまま食材として摂取して下さい。
その他海藻類、豆類、椎茸などのキノコ類、おからなどもよろしいです。 - サプリメントを活用する
サプリメントの活用もお勧めします。
特に抗酸化作用のあるサプリメントがよろしいです。
- 7から8時間の睡眠をとる
- 加齢臭対策のまとめ
加齢臭対策で大切なのは、前述の抗酸化生活8ヶ条、肌の管理、肌を乾燥させない、日常生活を抗酸化生活とする、ビタミンCやビタミンE、ビタミンB群、EPA&DHAなどの抗酸化サプリメントを摂取するなどです。