肥満予防
1.加齢による体重変化
加齢とともに、体重増に抵抗するためのホルモン、体内のビタミンやミネラル、抗酸化物質が低下して、若い頃に比べて体形を維持するのが難しくなります。
加齢と共に体重管理は困難になるとともに、生活習慣病の予防のためにも、より一層重要になります。
しかしながら、生活習慣、食習慣を変えることで、体重管理あるいは減量が可能となります。
2.肥満予防の日常生活
日常生活では、脂肪がつかない生活をすることです。
特に、夕食後にすぐに寝ると脂肪がつきやすくなります。
睡眠不足も肥満の要因になります。
深夜2時付近に夜食を食べると脂肪が蓄積されます。
よく噛むことで善玉菌が増えて、ダイエットになります。1口20回噛んで下さい。
毎日朝起きたら、排尿後に体重を測定して下さい。大まかにいうと、前日の体重より1gでも減少していたらダイエットは進んでいることになります。
3.肥満予防の食生活
食事前にコップ2杯の水を飲むと体重減少になると報告があります。ぜひ実行して下さい。
調理法では、揚げ物や焼き物料理を避け、サラダや刺身などの生食、煮物や蒸し物、鍋料理を頂くようにして下さい。
ダイエットにいい食材として、海藻類、キノコ類、卵、サツマイモ芋、玄米、もち麦、押し麦、バナナ、トマト、こんにゃく、たけのこ、鶏ささみ、鶏ムネ肉、豚肉牛肉がお勧めです。
ジャガイモやパスタは調理後、いったん冷やして食べるとダイエットに有用です。
砂糖などの精製糖質を使用、あるいは混入した食品は血糖値が上昇し、肥満の要因になります。
断糖はお勧めしませんが、糖質制限はお勧めします。1食当たりのご飯の量は、100gほどがお勧めです。100gは大人用の納豆1パック分です。多くても200gにして下さい。
食事のお勧めは、魚肉、牛肉、豚肉や豆腐、野菜の炒めもの、チャンプルーです。
食べるものでダイエットができます。
食事は、朝多く、昼、夕の順に少なくしていくのがダイエットのコツです。
お勧めは、1日3食、朝1、昼0.7、夕0.6の割合で摂取すると体重減少がもたらされます。
4.肥満と腸内細菌
腸内細菌が善玉菌であると肥満を予防することができます。
善玉菌を多くするには、納豆やキムチなどの発酵食品を摂取し、ごぼう、オクラ、玉ねぎ、山芋、こんにゃくなどの食物繊維も一緒に摂取する必要があります。
5.まとめ
ダイエットは難しいようですが、意思の力と上記の知識で実践することで、うまくいくと毎日100gから200gづつ、体重が減少していきます。