2023.07.7
インフォメーション
ご飯のあり方、カロリー重視の栄養療法から脱却
今ではそうではないと信じますが、これまでの栄養療法は、カロリー重視の考え方であったように思います。
現代の栄養療法は、カロリーよりも”食餌”について次のように考える必要があります。対策も同時にしめします。
- ①ビタミンやミネラルの様な重要な栄養素がふくまれているか?・・・「王朝チャンプルーのすすめ」をご覧下さい。ビタミン、ミネラルを摂取する食事は肉野菜炒めか野菜スープをお勧めです。
- ②糖質、脂質、蛋白質のバランスはとれているか?・・・糖質を少なめにして蛋白質をメインで摂取して下さい。
- ③農薬や有害金属、食品添加物などの有害物は含まれていないか?・・・農薬除去のために貝類の粉末で野菜類を洗浄して下さい。
- ④フィトケミカルなどの抗酸化物は豊富か?・・・色のついた野菜をお勧めします。特にトマトお勧めです。
- ⑤有害物を排泄する解毒物質は含まれているか?・・・解毒に必要なのはビタミンDなので、キノコ類が必要です。玉ねぎもお勧めです。
- ⑥食物繊維は豊富か?・・・キノコ、こんにゃく、根野菜、海藻を摂取して下さい。
- ⑦摂取量は十分か?・・・腹八分をお勧めします。
- ⑧免疫を高める素材は含まれているか?・・・舞茸などのキノコ類、長ネギ、もずく、アスパラガスを摂取する。
- ⑨腸内環境をよくする善玉菌は含まれているか?・・・発酵食品を摂取する。
- ⑩善玉菌を増やすプレバイオティクスは含まれているか?・・・甘味料はフラクトオリゴ糖を使用する。
- ⑪低温調理か?・・・揚げ物を少なくして、スープあるいはカルパッチョ、コンフィをお勧めします。
- ⑫EPAやDHAを含む食材を使用しているか?・・・シラスが使えます。
- ⑬地中海料理のように豆類、ナッツやハーブを使用しているか?・・・バジル、松の実を使用したジェノベーゼソースお勧めです。カルパッチョで使用して下さい。
- ⑭長寿や抗炎症素材であるポリアミンを含む食材を使用しているか?・・・納豆やテンペなどの大豆製品が使えます。豆腐も使えます。
- ⑮調理油は、ω3とω6のバランスのいいものを使用しているか?・・・インカインチオイルお勧め。
病院食でもこれほどのことは考えていないと思いますが、家庭料理でもなかなか考えていないと思います。もちろん専門家である栄養士、管理栄養士の皆さんは必死に考えていることはもちろん承知です。コストの関係もあるので、上記を考えた食餌は私でもなかなかできません。
上記の15項目は理想です。参考にされて下さい。調理法を含め興味のある方は、いつか開催するタイラズメソッド料理教室に参加して下さい。いつかこのブログで案内します。