2021.04.9 インフォメーション

ウイルスに強い体づくり

1. はじめに

国内では新型コロナウイルス感染が続いている状況ですが、今回はこの時期に必要な情報として、ウイルスに強い体づくりと題して、記事をおこします。
年に数回風邪をひく人もいれば、私もそうですが、20年以上風邪をひかない人もいます。
なぜこのように感染に対する抵抗力に差があるのでしょうか?
それは免疫力の差と言えますが、その差は食事、入浴、運動などのライフスタイルが関係します。
今回は、どのようなことで免疫が上がり、さらにウイルスに対して強い体づくりができるのかについてまとめてみます。

 

2. 免疫を上げる食材

ウイルスに強い体づくりをするには、まず免疫力を上げる必要があります。
免疫を上げる素材が含まれる食材を毎日バランス良く食べることで、ウイルス対策になります。
免疫を上げるために、私がお勧めする食材は以下になります。
卵、玉ねぎ、白ネギ、ブロッコリー、舞茸や山伏茸などのキノコ類、モズク・ワカメ・メカブなどの海藻類、アスパラガス、ニガウリ、ニンニク、長芋、牛蒡、レンコン、鶏胸肉、味噌、ゴマ、アーモンド、黒豆、ブルーベリー、ブラックベリー、大根、カボチャ、人参、バナナやリンゴなどの果物、緑茶、生姜、アボカド、おから、キムチ、ナッツ類、玄米、白菜や小松菜、ほうれん草などの葉野菜、デーツ、ビーツ、豆腐や納豆などの大豆製品、トマト、ナス、ピーマン、セロリ、タイムやセージなどのハーブ類、鮭、イクラ、ナス(特に皮)、サバやサンマなどの青魚、シラス、イカ、タコ、コンニャク、レモンなどの柑橘系。
これらの食材から、5~6種類を選んで、肉野菜炒めか野菜スープにして摂取して下さい。白ネギは特に緑の部分に免疫成分が多く含まれていますので、捨てずに活用することです。
毎日舞茸を1パック食べる人のNK細胞活性を測定したところ、かなり高い値を維持していた症例を経験しているので、免疫を上げる食材として舞茸は特にお勧めです。
玉ねぎの免疫成分はカットして15分以上放置すると加熱に強くなるので、そのようにして下さい。

 

3. 免疫にいいライフスタイル

ウイルス対策にいい免疫を上げるライフスタイルも習慣化して下さい。
湯船に入ること、ウオーキング、定時の就寝と起床、ある程度のカロリー制限と糖質制限、飲酒量の制限、禁煙及び節煙、よく噛んで食べる、飲水や緑茶を飲む、朝日を浴びる、甘い物や脂ものを食べ過ぎない、加工肉を食べ過ぎない、日光に当たりすぎない、体を温める、7時間睡眠などを実践して下さい。

 

4. ウイルス対策で使える素材

ビタミンC、冬虫夏草、βグルカン、エキナセア、緑茶成分のEGCG、プロポリス、メラトニン、フコイダン、Lカルニチン、ローヤルゼリーなどにウイルスに対する抵抗力を上げることが知られています。
ビタミンCはピーマンやもやし、キャベツ、大根に含まれます。エキナセアはコンビニでも販売しているので、ウイルス性疾患に罹患したと思ったら服用を開始して下さい。効きが悪くなるので14日で服用を中止することが必要です。
ビタミンDもコンビニなどで販売されており免疫を上げるので使えます。

 

5. 抗酸化の重要性

ウイルスに強い体を作るには、抗酸化対策は大切です。
体が酸化すると酵素の働きが失われ、免疫力も低下します。抗酸化力の頂点に君臨するのが、SOD酵素です。SOD酵素には亜鉛や銅、マンガン、鉄などのミネラルが含まれています。それらミネラルを含むのが、豆腐や納豆などの大豆製品、さらにナッツ類です。
今の時期、納豆や豆腐を用いた料理、おやつにミックスナッツを頂くことが対策になります。上述した免疫を上げる舞茸は、亜鉛を含むので重ねてお勧めの食材となります。
抗酸化食材としてお勧めは、トマト、柑橘類、緑茶、カボチャ、ほうれん草、アーモンドなどです。
抗酸化料理としては、トマトスープ、カレーライス、舞茸と白ネギ、あるいはモズクの味噌汁、ケフィア、肉野菜炒め、サラダ、野菜スープがお勧めです。

 

6. まとめ

今回は、ウイルスに強い体づくりと題してまとめました。
まずは第一歩として、上述の食やライフスタイル、さらにサプリメントも活用はいかがでしょうか。

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